小泉花陽/松浦果南 役 ~卒業~

はじめに

今回は、以前に書いたブログの続編みたいなやつです。
本記事を読み進める前に、こちらを読んでいただけると幸いです。

既に読んでくれている方も、ぜひもう一度。

aobox.hateblo.jp

 

 


前回はエモエモになって泣きながら書きましたが、

今回は割と楽しんで書けた気がします。

おかげでだいぶ内輪よりになってしまいましたが笑

 

とにかく一生懸命書きましたので、

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

夢のあと

……やりきった。
最後の曲が終わり、観客の拍手に送られながら教室を出た僕たち。振り付けもフォーメーションもバラバラで、後で見返したら恥ずかしくなること間違いなしのパフォーマンス。
だけど…

「たのしかったあぁぁ!!!」

メンバーが声を揃えて言いました。本当に楽しかった。楽しくて楽しくて、どうにかなってしまいそうでした。

 

いつも応援しているキャストさんたちは、ライブ終盤のMCで「本当に本当に楽しかった!!」と毎度言っていますよね。僕はずっと「仕事だしそう言うしかないよね」とか思っていました。

しかし、いざ自分が演者としてステージに立つと「楽しかった」の気持ちしか出てこないんですよ。これはマジです。諏訪さん、疑ってごめんなさい。

 

 

 

そしてライブ中&ライブ後で、メンバーへの気持ちが大きく変わりました。それまでの僕は、練習に参加できず疎外感を感じていたり、練習の雑さに幻滅しメンバーを避けたりしていました。だけど、適当に見えるけどなんだかんだで一生懸命で、少し距離があるけど仲良しで、辛い顔をしながらも楽しそうで…そんなメンバーひとりひとりが大好きになっていました。

 

素敵な思い出をくれて、僕を仲間に入れてくれて、本当にありがとう。

僕はこの気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 
かくして、金沢大学で過ごした夢のような2日間は終わりを迎えました。誰かの寝坊から訪れた公演時間の当日変更を始め、ウィッグ紛失ネット紛失公演中のウィッグズレ制服のボタン紛失リボン紛失などなど…様々な困難を乗り越えてきた僕たちのステージ
も、翌日には数ある教室のひとつになっていました。僕もこれまで通り普通の男子学生に戻り、いつもと同じような日常を送ります。変わったことと言えば、大事な友達ができたことくらい。そんな感じです。 

 

 

 

もう一度!?

大学祭の後、メンバーとは急激に仲良くなって、LINEやTwitterでもたくさん話をするようになりました。まだ数回しか会ってないのにね。 

こうして新しくできた友達と大切な思い出を共有し、僕たちのプロジェクトはめでたく完結する…はずでした。

 

 

ライブ打ち上げの開催日も決まっていない頃、メンバーの誰かが「みんなでSnow halationを踊りたい」みたいなことを言い出しました。μ'sの定番とも言える曲ですが、大学祭のライブでは踊られなかった曲です。踊れたら絶対に楽しいやつです。雪の多い石川は頻繁に電車が止まるので、なかなかリアリティもありますね。

ほどなくして僕たちは、もう一度踊ることを決めました。僕は卒論の提出終わってなかったんですけど。

 

 

 

何をしよう?

踊ると決めたはいいものの、具体的に何をするかが決まりません。僕たちは集まれるメンバーでファミレスに集まって、今後の方針について未だかつてないほど真面目に話し合いました。

その時の様子です。写真はMiz.K氏。

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話し合いで出された選択肢は主に2つ 

 

1、ライブを開催する

ステージ上は僕たちが最も輝ける場所であり、そこでのパフォーマンスは最も楽しい瞬間です。 自分たちのダンスで楽しんでくれるお客さんと一緒に、自分たちも楽しむ…これが理想的な姿であり、完成形です。

金沢大学ラブライブ研究会の方々は「ライブをやるなら見たい」と言ってくれていました。彼らには大学祭でお世話になったため、ライブ開催によって恩返しもできるかもしれません。

 

 

ですが…

・大学祭という後ろ盾なしに、お客さんが来てくれるのか?

・大学が使えない中、会場は取れるのか?

・曲数が多くても、それなりのクオリティを保てるのか?

 

など、様々な問題が浮上してきました。

現実的に考えると、少し大変そうです。

 

 

2、動画を撮影し投稿する

逆に、動画撮影&投稿ではこれらの問題がほとんど解消されます。動画の撮影にお客さんの有無は関係なく、曲数を絞ってクオリティを高めることができます。会場だって9人が十分に踊れればどこでも構いません。さらに、撮った動画を自分たちの思い出にして、先の時代へと残すこともできます。あと推しメンをずっと眺められl lkjfぁ

 

 

 

ファミレスで注文した料理を食べきった後もたくさん話し合って、僕たちは動画の撮影と投稿をメインで行うことに決めました。動画を撮影するついでにラブライブ研究会の方々を呼べば、お礼くらいにはなるだろう、と。

 

 

 

それでも、やっぱり

話し合いの結果、僕たちは動画投稿を行うことになりました。今後の方針が決まったことで、メンバーがやる気に満ち溢れてきました。ただひとりを除いて。

活動内容が動画投稿に決定したあとも、ひとりの子がモヤッとした顔をしていました。思い返せば、会議中のその子はずっと「ちゃんとしたライブをやりたい」と言っていたような気がします。

なんだか気になってしまって、その子に「どう思っているの?」とうざ絡みしてみました。普通ならビンタされて絶交なんですけど、その子は心が優しいので、僕にいろんなことを話してくれました。

人と話すのがあまり得意ではないこと、それ故に自分の意見を言うことに抵抗があること、だけど、どうしてもライブがやりたいということ。

今後の方針に関しては何でもいい派だったけど、納得できないメンバーがいる状態で活動を始めるのはスッキリしません。

なにか自分にできることはないかと考え、グループの方針を変えるべく色々と頑張ってたら、なんやかんやあってライブを開催する流れになりました。(実際はなるべくしてなったような気がするので何でもいいです。)

 

とにかく、ようやく全員で楽しめそうです。

 

 

何の曲を踊ろう?

動画投稿とライブ開催の両方を行うことになった僕たち。次は何の曲を踊るかを決めなければなりません。僕たちは全てのラブライブ楽曲を対象に、踊りたい曲の投票を行いました。

ここでとあるメンバーが「○○さん(僕の本名)は次のライブで卒業だから、果南センターのHAPPY PARTY TRAINがやりたい」と言ってくれたのです。

僕はその年、就職のため地元を離れ、同時にグループを抜けることを話していました。だから、卒業する僕の思い出づくりのためにセンターに立たせてあげよう、というのです。うれしい。

僕の入った順番は最後の方だし、あんまりグループの役に立っているわけでもありません。僕のために曲を選んでくれるのは素直に嬉しいけれど、なんだか申し訳ない気持ちになってしまいます。仲間として見てくれているだけで、充分に幸せなのに。そんなことで大事な曲を決めてほしくはないので、僕はハピトレに投票しませんでした。 

 

なのに他の全員が投票してた。いや、単純に踊りたかっただけなのかもしれんが。僕は多数決で負け、センターに立つことになりました。負けたのに嬉しかった。

ちなみに僕はサンシャインぴっかぴか音頭に投票しました。すでに踊れる曲を選んで楽をしようと目論んでいましたが、計画は水の泡。

 

動画撮影!

動画撮影では、Snow halationHAPPY PARTY TRAINの2曲を撮ることとなりました。1週間に1度のペースでスタジオに通い(自宅から60kmくらいありましたが)、練習や撮影を行いました。雪が降ってて超寒かった思い出があります。なのに自転車でやってくるメンバーがいました。変態ですね。

ただの練習でもみんなに会えるのが嬉しくて嬉しくて、一緒にふざけたり練習したりするのが毎週の楽しみになっていました。

 

親子かめはめ波を撃ったり

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フュージョン(指の角度が違うので失敗)したり

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真夏は誰のモノ?(ガチ)を踊ったり 

以下動画です↓


カガライブ!「真夏は誰のモノ?」踊ってみた【ラブライブ!サンシャイン‼】【コピーユニット】

 

 

撮影の合間にみんなで夜ご飯を食べたり。

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すごくすごく、楽しい時間でした。 この時間がずっと続けばいいのに。

そう思いながらも月日は流れ、僕たちは動画の撮影を終えました。

 

 

撮影した動画はこちらです。

花陽の人と果南の人、気持ちわるいな…

スノハレは穂乃果役、ハピトレはダイヤ役に注目してほしい。

 


カガライブ!「Snow halation」踊ってみた【ラブライブ!】【コピーユニット】


カガライブ!「HAPPY PARTY TRAIN」踊ってみた【ラブライブ!サンシャイン‼】【コピーユニット】

 

 

 

貼ろうかどうかめちゃめちゃ迷ったんですけど、仲間たちが再生回数で一喜一憂してるので貼ることにしました。はぁ、死にたい。

 

再生回数増やしてチャンネル登録と高評価お願いします。

僕以外への誹謗中傷コメントはご遠慮ください。

 

 

 

 

 

ついでトークなのですが、ここまでの期間で2つのイベントがありました。

 

1つはAqours 4th LIVE

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僕たちのグループからは数人が参加していて、会場で一緒に写真を撮ったりしました。

ライブ会場で会えるの嬉しすぎる…

 

もう1つは金沢ファンミ

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地元にCYaRon! ちゃんが来るってことで、金沢の民は大盛り上がりです。僕は両部ともそたまき(海未&鞠莉役のメンバー)と連番を組んで参加しました。写真はみんなで出したフラスタです。仲良し。

 

 

会場設営

動画を撮ったり振り付けの練習をしているうちに、ライブ前々日になりました。ライブ会場は金沢にある小さな劇団会場です。無理して会場を押さえてくれたメンバーに感謝です。

普段はライブに使うような場所ではないため、設営は備品の移動や掃除から始まりました。3月の頭で外はまだ肌寒く、ストーブしかない部屋でコートを着ながら準備を進めました。今回の金沢大学ラブライブ研究会さんは招待される側なので、力を借りるわけにもいきません。僕たちはキャスト9人とお手伝いの方1人で準備を進めました。

そのとき、メンバーの1人が「楽しい、すごく楽しい」と呟きました。このクソ寒い中働いてんのにこの子は一体何を言ってるんだって感じですが、なんと僕も同じ気持ちで。非常に面倒な作業なはずなのに、なぜかそれを楽しんでいました。めっちゃスクールアイドルって感じする。

 

運命の階段

みんなでおしゃべりしながら会場設営をしていると、突然、階段からものすごい音がしました。なんだなんだ!?と音のした方へ行ってみると、階段の踊り場で座り込んでいるさやか(凛&善子役)と、慌てているつなこ(絵里&ダイヤ役)がいました。話を聞くに、さやかが階段で滑って転落してしまったらしい。上から2段のところから落ちたんですって。命に別状はなかったものの、足に大きなあざができてしまっていました。

さやかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

毎度やらかすなこいつ。

 

全然大丈夫だと言って設営を手伝おうとするさやかをみんなで必死に止め、本番まで休ませることにしました。その後こっそり縄跳びをしようとしたので、縄をさやかの手の届かないところにおいて防ぎました。そして、階段の危険さを知った僕たちは、多数の張り紙で注意喚起を行うことにしました。お陰でその後の死傷者はゼロ!

 

本番前夜

本番の前日もみんなで設営を行いました。無事設営が終わり、明日は頑張ろうとみんなで決意を固めました。最後に持ち物の確認をしていると、僕はあることに気がつきました。

「あれ、花陽のウィッグがない…」

どうやら家に忘れてきてしまったようです。

おれぇぇぇぇぇぇぇ!!!

ついに僕も過ちを犯してしまいました。寝坊、ウィッグ紛失、階段からの転落でさやかをバカにし続けた呪いでしょうか。その夜、家が遠い僕はメンバーの家に泊まることになっており、自宅に戻って取りに帰るのは困難でした。僕は自宅の近くに住んでいる友達に頼み、翌日にウィッグを持ってきてもらうことにしました。マジで感謝。ありがとう。

 

本番当日

ついに本番当日です。

前日はさやかハウスで夜更かししていたので、朝から眠かったです。眠気全開zzz。

今回は1人の寝坊も出さずに朝を迎えることができました。やばそうな2人はお泊まりによって起こせる状態にしており、開演時刻も14時と遅めに設定していました。寝坊対策はばっちりです。

 

会場でゆっくりと準備を進め、僕は小泉花陽に変身します。

なんかもう慣れちゃったのであんまり記憶ないですね。割愛します。

 

 

最後のステージ

僕たちのライブ以外にイベントはなく、立地も良くないというのに、想像していたよりもお客さんが来てくれました。ぎゅうぎゅうではないけど会場が埋まったので見栄えも良いです。お客さんより演者の方が多い事態を覚悟していたので、みんなの優しさに涙しました。

 

 

本番はμ’s楽曲を踊るχ’s(きーず)パートから始まりました。 

 

1曲目 それは僕たちの奇跡

「大学祭でやったし行けるっしょ!」と直前になってセトリに加えた曲。振り付けとかあんまり覚えてなくて普通にミスりましたね。でも最初はこの曲でよかったです。僕たちが初めて披露した曲なので、懐かしさのようなものを感じることができました。

 

2曲目 ススメ→トゥモロウ

今回のχ’s(きーず)は学年曲で攻めてます。

3人で1曲できるとライブのコスパがいいんですよね。

好きな曲がこの辺に集まってたので、学年曲にしちゃえ!ってことで決めた気がします。いや、あんまり覚えてないや。クオリティ高かったのでなんでもいい。

 

3曲目 ?←HEARTBEAT

グラサンとか椅子とか準備して踊りました。ピカピカ光るグラサン使ってたの草。今回は小道具多めで、ライブ感があって楽しかったです。のぞにこが手つなぐところ好き。

 

4曲目 Hello,星を数えて

僕が出たやつですね。花陽ちゃんは曲の中盤で登場するので、振り付け覚えるのが楽でした。劇場版を想像できる方は何となくわかると思います。真姫ちゃん役をタクシーで登場させたかったのですが、屋内なので無理でした。

 

5曲目 Snow halation

本ライブのメイン曲の1つ。動画投稿のためにみんなで練習してたので、9人で踊る曲の中では一番クオリティ高かったんじゃないかなぁ。来てくれたお客さんたちがUOバキバキに折ってて、キャスを見返すとUO折る音しか聞こえんかった。

 

 

χ’s(きーず)のパートが終わり、とれおふ(にこ&千歌役)がフリートークを始めました。その間に他のメンバーは着替えを済ませます。なんか部屋が1つしかなかったので、男女混合の更衣室でした。逮捕されそう。

 

 

お次はkAqumas(かくま)のパートです。僕は松浦果南に変身しました。

 

 

1曲目 トリコリコPLEASE!! 

トップバッターはAZALEAです。

つなこ(ダイヤ役)がトリコリコステッキを作ってきてくれたので、会場のみんなをトリコリコにすることができました。

 

2曲目 近未来ハッピーエンド

CYaRon!曲きたーーー!!!

役目を終えた僕は会場の後ろの方で振りコピしながらコールしてました。ファンミよろしくフラッグを準備して、来てくれたお客さんに落書きしてもらいました。

でも演者の落書きのほうが多くて悲しかった。みんな書いて…

 

3曲目 Guilty Eyes Fever

今回のライブのメイン曲です(嘘)

でもそれくらい盛り上がった曲でした。僕は相変わらず後ろの方で振りコピしてました。すげぇ楽しかった。もう一回見たい。ギルティクイズ金沢編とかいうのをやってて、お客さんがついてこれない感じも再現してた。再現…?

 

4曲目 HAPPY PARTY TRAIN

スノハレと並ぶ、本ライブのもうひとつのメイン曲です。この曲はフォーメーションが鬼でしたが、僕は真ん中に立ってるだけでいいので一番簡単でした。センターなので振り付け絶対ミスれないな、と思ってめっちゃ練習したので、今でも踊れます。下手ですが間違えなかったので自分的にはOKです。帽子がお気に入りです。

 

5曲目 勇気はどこに?君の胸に!

この日の最後の曲です。と同時に、演者としての僕の最後の曲です。

振り付けとかは特に練習してなくて、みんなで歌おうってことでセトリ入りしました。

最後に合唱曲を入れるのは天才ですね。

 

 

 

やり残したことなどない

そう言いたいね いつの日にか

 

 

 

そうですね。やり残したことはありませんね。

 

たった半年くらいの活動だったけど、楽しくやってこれました。

メンバーと仲良くなれて、一緒に遊ぶようになりました。

最後のライブの大事な曲で、センターに立たせてもらいました。

ここで出会えた大切な人たちと、大好きな曲を歌っています。

 

 

 

満足です。

本当にありがとう。

 

 

 

ああ太陽が 笑いかけるよ

 

 

 

…歌い終わっちゃった。

 

 

 

参加してよかったな。

頑張ってきてよかったな。

やめなくてよかったな。

みんなに会えて…

 

 

 

などと考えていると、静かなはずの会場に別の曲が流れてきました。

音響しっかりしろ。本番だぞ。

 

 

 

でも他のメンバーは気にしてない。

というか、僕の方を向いてニヤニヤしてる。

なんで。

 

 

 

……………

 

 

 

あ、そういうことか。

そういうことなのか。

 

 

 

ようやく頭が追いついたあたりで、

メンバーが「一緒に歌おう」と声をかけてくれました。

 

 

 

 

ありがとう、歌わせてもらうね。

ここにいる誰よりも、僕が歌わなきゃいけない。

 

この気持ちを伝えるための、最高の曲を。

 

 

 

 

 

 

そう、いまだから わかるのかも

ステキなこと まるで夢の中 泳いできた魚さ

 

本当に夢のような時間だった。

これで終わるんだって思うと、嫌だったことすら懐かしく思えてくる。

全てを綺麗な思い出として肯定してしまう。

 

 

熱い思いしかない 君に届けられるのは

 

いろんな気持ちが生まれてきて、全てを伝えられる気がしない。

伝える方法もよくわからない。

せめて、みんなが準備してくれたこの曲を、大切に大切に歌おうと思った。

届くかな。

 

 

 

 

Thank you,FRIENDS!!

会えてよかったな 会えてよかったな

 

僕が一番感じていること。

本当に会えてよかった。一緒にやれてよかった。

このメンバーでよかった。

僕と出会ってくれて、ありがとう。

 

 

Thank you,FRIENDS!!

大好きだよってさ 大好きだよってさ

 

僕が一番伝えたいこと。

もう、メンバーが愛しくてしょうがない。

すきーーーーー!!!!!

 

 

 

永遠って言いたくなって

大好きな君とずっと 楽しいことしていたいから ずっと…

 

ずっとみんなで踊っていたいけど、そういうわけにもいかない。

僕はこの日で活動を終えて、自分の人生を進めなくちゃいけない。

 

 

いやだよ。

もっと一緒にいたいよ。

次に何をするか、みんなで決めようよ。

 

なんて、わがままを言いたくなってしまう。

どうしようもないのにね。

 

 

でも

時間が限られているからこそ、一生懸命になれる。

取り戻せない時間だからこそ、思い出は美しく輝く。

大丈夫、それはちゃんと知ってる。

 

 

出会った日のこととか、一緒にした練習とか

楽しかったな、って振り返りながら。

二度と戻らない時間に想いを馳せて。

 

僕は、最後の瞬間まで思いっきり楽しみ切ることができました。

 

 

あなたたちのおかげで。

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あとがき

涙腺をSelf Controlできるタイプのオタクなので、さすがに本番中には泣きませんでしたね。泣いてるメンバー見ちゃってやばかったけど、夕飯何にしようかなとか考えて涙をひっこめました。

 

サプライズThank you,FRIENDS!!で公演を終えた後には、全員からのサプライズプレゼントまでもらっちゃいました。すごかった…

 

終演後にみんなとハグをしました。果南役なので逮捕もされません。

 

個人的にお手紙やらをくれた人もいます。サラッと受け取ったけど、内心めちゃめちゃ嬉しかったです。今でもたまに眺めてます。

 

金沢フォーラス6Fのお店で打ち上げをしました。ラザニアうまっ。

 

そたまきと、握手でお別れをしました。たけまる(真姫&花丸役)がその写真を撮って勝手にTwitterのヘッダーにしてたのでブチ切れました。

 

カラオケでオールして思い出話とかしたかったんですけど、翌日から東京沼津北海道旅行だったので帰宅することにしました。

 

ちなみに翌朝は寝坊&新幹線キャンセルで4000円が消えました。オールすればよかった。唯一残る後悔。

 

 

 

 

 

 

 

ってわけで、最後に宣伝します!

来月の3/15(日)にライブやるらしいです!!

 

 

アクセス良し、観覧無料、たぶん後悔はしない!

 

ツイキャスやると思うので、来れない方はそちらでどうぞ。

 

でもやっぱり、現地の空気は違うのでね。

来れる方はちょっと無理してでも来てくださいね!

 

僕は日本に住んでいるので、現地参戦予定です。

是非!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

長文駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

3月のライブ、ぜってー見てくれよな!

 

以上!!!

2020年1月

こんにちは。あおです。


あけましておめでとうございます!

今年も1年が始まりましたね。

本年もよろしくです。


年明けからずっとバタバタしてたので、28日になってようやく投稿できます。人生つかれた…



というわけで、今月の話をぱぱーっとしていこうかな、と思います。




こちら前回のです↓


https://aobox.hateblo.jp/entry/2019/12/25/103028







まずは1つ目、年末年始について。

今回の年末年始はいつにも増して遊んでました。

熊みたいな上司に必死にお願いして有休2日を勝ち取ることができ、なんと12連休に。


クリスマスの伊波さんイベから始まり、あとはずっと友人宅への泊まりと飲酒の繰り返しでした。ブログに書いた初体験もしたしね。


しかし、年末年始の楽しい日々が終わると、いつの間にかクレカの引き落とし額が○○万円になってました。なにかおかしい。


でもでも、こういう時くらいダメ人間になってもいいですよね。せっかくのお休みですから。


いつも会ってる友達、久々に会えた友達

みんな生きててよかったです。

仕事してる人は大変そうだけど。


今回会えなかった友達もいたので、そちらはまた次回ですね。今後もこういった機会を大切にしていきたいです。でも貯金もします。








2つ目、ラブライブ!フェスについて。


めっっっっっっっっっっちゃ楽しかった……

初めて会えたμ's、精度に磨きがかかるAqours、最強のSaint Snow、そして虹学ちゃんも初めて見ることができました。


どのグループにも個性があって、各々が各々の道を進んでいて、全グループ応援するしかねぇって気持ちになりました。


あれ???好きな曲しか来ないフェスって人生で一番楽しいのでは????


1日目は3階バルコニー席、2日目は「現地に最も近いLV会場」と噂の完全見切れ席でした。

2日目、一回も見れなかった…いいけど……






3つ目

引越ししました。


この春、今まで住んでた寮に新入社員が入ってくるため、邪魔者の僕らが追い出されることとなりました。


現在は工場実習期間で、平日は家帰って寝るのが精一杯の生活(先月のブログ参照)をしているのに、会社都合で引越しですって。

引越し前週の土日はラフェスでいないし、平日に頑張って荷造りしました。実家から持ってきた荷物が少なかったのが、せめてもの救いですね。これからミニマリストになろうかな。


ちなみにいまは市役所で引越し書類の処理待ちしながら書いてます。眠い。



こんなところですかね。

今月は仕事漬けだったので、あんまし遊べてないですね。

来月からは楽な部署に飛ぶ予定ですので、いろいろ楽しめそうです。さらば地下帝国。



今回はここらでばいっ。

お読みいただきありがとうございました!

来月はもう少しマトモなものを書きますw


ではでは!

ラブライブ!フェスに向けて

ラブライブ!フェスまであと1週間。
今の気持ちとかをチョロっと書いておく。




2016年の冬、友達がファイナルのチケットを当てた。その子は「一緒に行く?」って誘ってくれたけど、部活が忙しかったし、アニメとスクフェスで満足していたから断った。他に行きたい人はいっぱいいるだろうし。

断ったものの興味が出てきて、YouTubeで5thの視聴動画を見てみた。







やってしまった。

なにこれすごい。行きたい。
こっちのμ'sを見てみたい。

しかし時は既に遅いわけ。お寿司。
友達は連番者決めてたし。

というわけでそこから間に合う応募を全部送ったけど、もちろん落選。でも当たったところで運が尽きて死んでたから、どのみち僕は現地に行けない運命だった。

仕方なく地元でLVチケ取ることにした。




全部埋まってた。
こんなクソ田舎の金沢で…?
(ごめんね金沢、大好きだよ)

諦められなくてめっちゃ調べてたら、どうやらディレイビューイングというものがあるらしい。

残りわずかだった席を取って(初めてだったからめちゃめちゃ苦労した)、2日目ディレイビューイングへの参戦。

はじめてLVというものに行ったけど、本当に良かった。楽しみすぎて1st〜5thのライブ映像見まくってたから、コールとかダンスとかもなんか覚えてたし、心配してた置いてけぼり感もなかった。

今でも覚えてるんだけど、PSYCHIC FIREでそらまるが「みんなのBiBiパワーちょうだい!」って言ってるところが、それまでの人生でいちばん「たのしい!」って思った瞬間だった。わかってくれ。

そんなこんなで、最初で最後のμ'sのライブは終わった。最後のチャンス、逃さなくてよかった。

でも、自分はあの瞬間に立ち会えていない。

悲しくて悲しくて、2週間くらいずっとめそめそしてた。
現地行った人の動画とか見ちゃう。感想とか見ちゃう。泣くだけのくせに。

サンシャインが始まるまで、その気持ちは薄れなかった。



余談
のちにAqours 2ndで初めての現地参戦をするんだけど、楽しすぎて死にそうだったから、もしファイナル行ったら死んでた。







で、今ですよ。
どうやら僕は両日参加できるみたい。
チケット取るのも慣れた。


ここで何を思うかって、
やっぱり楽しみがいちばん大きいけど
次に来る感情は恐怖だったりする。

怒らないで欲しいんだけど、パフォーマンス力は既にAqoursの方が上だと思う。虹ちゃんはまだよくわからないけど。

体力差だけじゃなくて、グループとしてのライブ経験値に差がある。圧倒的にAqoursの方が回数が多いもの。仕方ない。

聖良さんも言っていたように、パフォーマンスのレベルはもう追いついている。いや、おそらく追い越してしまっている。

これまではμ'sが綺麗な思い出として保存されていたために、その事実に気づかないでいられた。
でも、今回はそうもいかない。

もちろんグループの価値を決めるのはパフォーマンス力だけではないけれど、そこは目に見えて現れてしまう。

それを事実として見せつけられたとき、僕の思い出は綺麗なままでいられるのだろうか。

っていうのがいまの心配ポイント。
お気持ち表明終わり。


深夜にこんなの書いてて微妙な気持ちになったけど、
「思い出より素敵な思い出を作っちゃえばいいもんね!いつだっていまが最高!」
って叫んでたらテンション上がってきたから今からサニソンの練習する。

2日目に会場のどこかで踊るので、良かったら来てね!一緒に踊ろうぜ!!!

おわり。

クリスマスで初体験した話(R18)

はじめに

こんにちは、あおです。

突然ですが僕のクリスマスの話をします。

18歳以上の方のみスクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは今年のクリスマス、何をして過ごしましたか?

クリスマスムードの漂う街を大切な人とぶらついたり、夜景の見えるレストランで優雅に食事をしたり、その後に2人で楽しいことをしたり…

各々が素敵な1日を過ごしたことと思います。おめでとうございます。

 

 

「そんなわけねぇだろ!仕事だ仕事!!」という方、お疲れ様です。

皆さんのその頑張りは、遠くのビルでカップルが見てくれています。 

 

「そんなわけねぇだろ!彼氏or彼女いねぇ!!」という方、お疲れ様です。

お疲れ様です。

 

 

このように、クリスマスの過ごし方は人の数だけありますね。

 

僕にも僕だけのクリスマスがありました。

この世に生を受けて21年、今年のクリスマスに「はじめて」がありました。

 

今回はその話をしようと思います。

 

 

※以下必読

 

この記事を読んで不快な気持ちになる人は少なからずいると思います。

一瞬でもそういった感情が生まれた場合、ブラウザバックをお願いします。

 

でも…

 

「この記事のことは嫌いでも、僕のことは嫌いにならないでください!」

  

それでは行ってみましょう。

 

 

 

 

 

あきば踏みっ娘クリニックに行ってきた

いや〜、最近の仕事って立ちっぱなしなんですよね。

もちろんそのままの意味です。

 

僕のブログを読んでくれている方はなんとなくわかるかと思いますが、最近は工場で働いてるんですよ。それがずっと立ち作業でして。

1日10時間くらいずっと立ってると、足とか腰とかが痛くなってくるんですよね。

 

なので、冬の長期休みの間に整体やマッサージを受けようと思ったんです。

「どこに行こうかな〜」と考えていた時、ふとSくん(毎月のブログ参照)の言葉が頭をよぎりました。

 

「あきば踏みっ娘クリニック、いいぞ」

 

Sくんはここのところ「あきば踏みっ娘クリニック」という秋葉原のマッサージ屋さん(?)に通い詰めており、カードを作ってポイントまで貯めてました。お前愛知住みだろ。

 

Sくんから話を聞くと、ナース服を着た可愛い女の子に踏んでもらって、日々の疲れを癒すというお店らしいです。なるほど。

 

 

せっかくオススメして貰ったので行ってみることにしました。

12月25日、クリスマスの夜。僕は勇気を出してお店に足を踏み入れました。

 

余談ですが、お店に辿り着くまでに道に迷って歩き回っていたせいで、たくさんの客寄せの女の子に声をかけられました。夜の秋葉原徘徊はモテモテになった気分になれるのでオススメです。

 

建物に入ってすぐのエレベーターで4階まで上がって、降りたところに靴箱がありました。そこに貼ってある紙には「靴を脱いでスリッパに履き替えろ」との指示が。

少し小さめのスリッパに履き替えてクリニックの扉を開けると、そこにはたくさんのナースと患者さんがいました。

 

初めてで緊張気味の僕、受付にいたナースさんに「こんにちは」と挨拶をします。夜なのにね。

 

受付のナースさんはキョドッている僕を温かく迎えてくれ、お店の説明をしてくれました。

足踏みをはじめとした各種マッサージに値段が設定されており、それらを組み合わせて注文する方式らしい。

 

僕は

・足踏み20分(2200円)

・肩もみ10分(1200円)

・ビンタ(1000円)

を頼みました。

 

足踏みは注文必須らしいです。

ビンタは面白そうなので入れました。

 

 

僕はナースの指示のもとお布団の上にうつ伏せになり、

最初は足の裏、次にふくらはぎ、もも、お尻、背中、肩…と順に踏んでもらいました。ナースは研修によって踏む箇所を学んでいるとのことで、足先でいい感じにツボを踏んでくれます。

僕は「お客さんは全員えっちな気持ちで来てるでしょ」という偏見のもとお店に入りましたが、どうやらそれだけではないようです。侮辱してすみませんでした。

 

普通に気持ちよくさせられて、あっという間に30分が経ちました。

お次はノリで注文したビンタです。

 

ナースさんは

「ビンタする前に言って欲しい言葉はありますか?」

 と聞いてきます。

他のお客さんはどんなことを言って貰っているか尋ねてみたところ、

 

・明日からも頑張れ! みたいな闘魂注入系

・このド変態が!!! みたいな罵り系

 

で2極化されるみたいです。そんなもんなのか。

せっかくなので「このド変態が!!!」と言ってもらうことにしました。

 

ソフト・普通・ハードでビンタの強さを選択できたので、ハードをチョイス。

 

可愛い声で罵倒されたのち、かなり強い平手打ちが僕の左頬を襲いました。

めちゃくちゃいい音がしたし、普通に痛い。

 

 

全てのメニューを終えて精算。

現金、LINE Pay、PayPayが使えました。

現金支払いにするとお釣りの際に手を添えてもらえます。

 

エレベーターが閉まるまで見送ってくれる担当のナースさん、優しい…

 

こういうお店もたまにはいいですね。

 

 

 

ラブホテルでお泊まりした

可愛い子に踏まれて気持ちよくなった後は、ホテルにチェックインです。

25日とはいえ、街中にクリスマスの空気が漂う夜です。そんな日にせっかく東京まで来たのですから、ラブホテルに泊まらない選択肢はありませんね。

ちなみにお一人様です。事前に予約してホテルの部屋を取っておいたこともあってか、当日の夜には空き部屋が無くなっていました

少子化に拍車をかけてしまった…

 

建物に入ると、すぐに受付がありました。

すりガラスの向こうにおばちゃんがいて、店員さんとお客さんがお互いに顔を見ずに受付することができるシステムです。

僕は今回ソロ参戦しましたが、すりガラスのおかげでクリぼっちがバレません。とても良いですね。

 

そうしてチェックインを済ませて部屋の鍵を受け取ったとき、 部屋から出てきたDQNぽいカップルが何やら騒ぎながら受付にやってきました。

 

DQN「なあ、おばちゃん!おれらの部屋、コトが終わった後だったんだけど!!!

 

コトってなんだろ、と2秒くらい考えて理解し、なかなか大変なことが起こってしまったのでは!?とドキドキしているさくらんボーイこと僕。

もしかすると、こういったことが頻繁に起こるホテルなのかもしれない…!と期待に胸を膨らませ部屋に入ってみましたが、バッチリ清掃されていました。

 

ちなみにDQNとは一緒のエレベーターに乗りましたが、1人で部屋の鍵を握りしめているところをクスクス笑われて死にたくなりました。

 

部屋に入ってすぐに、置いてあるいろんなものを見たり触ったりしてみました。

そこで気づいたポイントをいくつかご紹介。

 

・部屋が広い!

同じ価格帯のホテルに比べ、圧倒的に部屋が広かったです。ベッドや風呂も同様に大きく、普通に泊まる分にもとても快適でした。

 

・変な形の風呂の椅子

お風呂の椅子が見たことのないような形をしていました。マイナスドライバーを使うネジのような感じ。何かに使うのでしょうか…?

 

・テレビのチャンネル

普通のホテルは課金することでエッチなチャンネルが観れるらしいですが、ラブホは無料で観ることができました。

ザッピングして調査してみたところ、2チャンネルしかありませんでした。少し物足りないような。

 

・枕元の小さな袋

どこのホテルにもあるらしいです。

非常に大切なアイテムです。

 

・音漏れがない

部屋にカラオケの機械が設置してあった時点で察しましたが、部屋の外の音は何も聞こえません。耳をすませばそこら中から獣たちの声が聞こえると思っていたのですが…

 

乗馬マシンがある

なんでこんなものがあるのか、本気でわかりませんでした。有識者教えてください。

 

 

こうして見ると、普通のホテルとは違う点が多くありますね。もしかしたら他にも沢山あったかもしれません。今度行ったときにでもまた探してみようと思います。

 

ちなみに料金は部屋ごとに発生するらしいので、複数人で行くとおトクです。だから女子会プランとかがあるんですね。納得。

 

 

まとめ

彼女ほしいですね。

12月

どうも、あおです。


今月分も忘れず投稿です。

継続は力なり。


さて、今月はネタが少なめです。

年末にだだーっとイベントが入っているので、それらについてはまた次に書きます。

たぶん。



まずは1つ目。お仕事の変化。

私の勤めている会社はいわゆるメーカーです。製品を作って、作った製品を売り、お金を得ています。

私は製品の開発に携わる部署に所属していましたが、会社の偉い人が「新入社員たるもの一度は現場を見ておくべし」とかなんとか言ってきて、大きなバスにぎゅうぎゅう詰めにされて工場に連れていかれました。

ここまでは想定通りでした。先輩から事前に話も聞いていたし、周りがカイジみたいな顔をしている中でも悠々とバスに揺られていました。


ただ、ここからが想定外でした。

工場でのライン配属は人事が適当(なのかは知らんけど)に決めます。

人事の方からの説明を聞くに、新入社員の中で4人だけがアホみたいに忙しいグループに配属されるというのです。





当たっちゃった。配属ガチャ爆死。




そういうわけで、しばらくの多忙な生活と多額の残業代が約束されました。やったー泣



明らかにやばそうな空気の漂う配属先で、椅子に座って作業の説明を受けていると、「何のんきに喋ってんだよ働け」みたいな目で見られ(ている気がし)ます。こわい。

その空気感を思いっきり感じた配属初日、地獄を共にする新入社員4人で「これから頑張ろうな」と結束を固めた直後、突然上司のおっさんが誰にしようかな、と私を指差して「おまえ明日から夜勤な」とか言ってきました。


はい?


僕は新入社員で唯一、配属2日目から夜勤組になりました。

退社中の新入社員たちとすれ違いながらの出社、つらすぎる…

しかもなんか全員が私の境遇を知ってて「どんまい笑」とか言ってきます。結束を固めたはずのあいつらが話を広めたらしい。ゆるせねえ。


というのが12月の頭の出来事。

そこから今日まで、毎日フル残して頑張ってきました。家にいられる時間が1日7時間だけってしんどいです。しかも休出もある。

この年末年始でゆっくり羽を伸ばそうと思います。そのまま大空に羽ばたいてゆきたい…


そういうわけで、最近はスクフェスとか少なめでした。有志の大会も参加してたけど辞退しちゃいましたね。かなしい。


というお話でした。



2つ目

今月の中ごろ、石川県に行ってきました。上司に怪訝な顔をされながらも、なんとか休みをもぎ取りました。こういう時だけしっかり発言できるのが私の取り柄。


オタク4人でドライブしながら「月うさぎの里」とか「雄島」とか謎の海岸に行ってきました。あとオタク仲間のバイト先にもこっそり。

とても楽しく柔らかな時間でした。また行きたいね。


「月うさぎの里」は無料でうさぎと触れ合える施設で、石川県の隅っこにあります。駐車場の車は県外ナンバーばかりで、日本のうさぎマニアたちが集まっているような場所でした。うさみみをつけて記念撮影もできます。


「雄島」は福井県にある無人島で、有名な心霊スポットです。近くの東尋坊が自殺スポットなのでダブルでおトクですね(?)

本来は時計回りに歩くらしいですが、反対回りに歩くと“やばい”との噂…

私の高校時代の英語の先生は、若い頃に反対回りに歩いて呪われたらしいです。


せっかくなので反対回りに歩きましたが、特に何も起こらず…

つまらんですね。これが現代ですよ。



とか言ってゲラゲラ笑いながらそこで撮った動画を見ていると、なぜか動画が上下逆さまになってました。おい現代、しっかりしろ。





忙しい時期だったこともあるかもしれませんが、久々に友達に会えてすごく嬉しかったです。(バイト制服の友達にも会えたし。眼福。)

また行きたいなぁ。




はい!ここいらで終わりにします!

それじゃあみなさん、良いお年を!

ありがとうございました!



11月

こんにちは、あおです。

 

あっという間の11月ですね。

毎月書くぞ!と決意して始めたこのブログ、今月書いてないことを今日(26日)思い出しました。いつものごとく適当に書き上げて適当に投稿しようと思います。

 

てか先月なに書いたっけ。

かぶっちゃいそうなのでおさらい。

 

カロリー旅の話、自動車を買った話、誕生日を迎えた話、の3本でした。

大したこと書いてないのでかぶらなくて済みそうです。

 

ではでは、今回は3つくらいの話題で進めていきたいと思います。

 

 

1つめ

先月の話になるのですが、金沢大学の学園祭に行ってきました!

巷では「日本一つまらん大学祭」などと言われているお祭りです。まあわかる。

 

詳しくは別の記事で説明してますが、僕が所属している「カガライブ」という名のダンスグループの応援をしてきました。

いやぁ、本当によかった。まじで。21にもなって大学祭で涙してしまいました。

今度それ用の記事も書きますね。

 

本番数日前にテレビの取材うけてました。ウケる。

 

 

2つ目

前の月に自動車を買ったので、11月は色んな所に行きました。

 

1週目、愛知県あそび。

名古屋港水族館ひつじのショーンカフェ、東山動物園などなど

動物ばっかりやないかい。

 

2週目、岐阜あそび。

FFさんに高校生の方がいて、その方の部活動の発表会に行ってきました。

我ながら意味がわからんっす。実家にもお邪魔しました。

 

3周目、大阪旅行。

会社の慰安旅行で大阪に行ってきました。

夜ご飯にフグとお好み焼きと串カツとたこ焼きを食べました。食後に飛田新地に行こうと息巻いていましたが、眠さに負けてホテルに帰りました。

 

3周目、沼津旅行。

大阪から愛知に帰ってきてからの弾丸旅行です。

神奈川県の友達の家に泊まって、翌朝沼津へと向かいました。

オープンカーで走る内浦、よい。

今回始めて伊豆の国パノラマパークに行きましたが、想像以上に楽しかったです。

風が強くなければロープーウェイが動いてるので、そういった日におすすめです。

雲がなければ富士山が結構きれいに見えます。

 

4週目、金沢あそび。

件の大学祭の打ち上げがあったので、金沢行ってきました。我ながらフッ軽。

ついでに友達の家に泊まったり海に行ったり。

ここ2か月で4度石川に行きましたが、そのうち実家に帰ったのは1回。なんだこれ。

 

自動車持ってるだけでここまで活動の幅がひろがるんだ!ってちょっと感動してます。

ただガソリン代と高速料金がやばい。社会人1年目の僕は、段々と生活が圧迫されていきます。選んだ車に後悔は全然ないんですけど、次はもうちょい燃費のいい車買いますw

 

3つめ

いつかの記事に登場したSくん、ついに彼女ができたらしいです。

みんなで祝ってあげてください。おめでとう!!!!

この先どうなるかわかんないですが、幸せになってくれるといいなぁと思ってます。

 

こんなふうに、周りの人が色恋沙汰で盛り上がってると羨ましくなっちゃいますよね。

僕にもなんかあれば面白いんですけど、なんにもないんですよね。

フォロワーさんたちの酒の肴になるのが夢です。がんばります。

 

そろそろ眠くなってきたので、これ投稿してTwitterして洗いものして寝ようと思います。

お疲れ様でした。また来月。

 

 

 

 

 

小泉花陽/松浦果南 役

はじめに

今回は、僕がコピーユニットのメンバーとして踊った話を書きます。

 

 

1年前を懐かしみながら、死ぬ気で(いろんな意味で)書きました。

楽しんでいただければ何よりです。

 

どうぞよろしくお願いします。

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夢のはじまり

8月のある日、エアコンの冷気を浴びながら自宅の床に寝そべっていると、僕のiPhoneがピコンと音を鳴らしました。

 

床から身体を起こし画面を見ると、送られてきたのはクラスメイトからのLINE。

「あと1人足りないらしい」という短いメッセージと金沢大学の大学祭で、ラブライブのダンスをしよう」と書かれたメンバー募集のPDF。

 

クラスメイトから詳しく話を聞くと、

 

・「カガライブ」という名前でラブライブのコピーユニット任意のアーティストを参考に、格好やダンスを真似て披露する団体のこと)を作って金沢大学の大学祭でダンスを披露しようという団体があるらしい

・しかしあと1人のメンバーが見つからず、ラブライブ好き、アニメ好き、アイドル好き、ダンス好き…などなど、いろいろな人に声をかけている

・その団体に所属している友達から、メンバー募集の話が回ってきた

 

というものでした。

 

ちなみに当時の募集の様子がこちらです。

 

 

僕の最初の感想は「変な人たちがいるもんだなぁ」でした。わざわざ自分のお金で衣装やウィッグを買って、大学時代の貴重な時間を費やして練習して、場所を借りてステージを作ってダンスを踊るのでしょう。研究やバイトに勤しむ僕に、そんな活力はありません。僕は参加しませんが、ステージの成功を心よりお祈りしておきます。

 

…と思いましたが。

それと同時に、「人数が揃わないから」という理由で頑張る人が報われないのは残念だ、と思いました。どうしてもそのことが心に引っかかってしまい、僕は人数合わせとしてプロジェクトに参加することを決めました。

 

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ひとりぼっち

プロジェクトに参加してしばらく経ったある日、僕はグループ内で置いてけぼりになっていることに気づきました。

 

招待されたLINEのグループでは、メンバーによる活発な会話がなされていました。しかし、その会話のペースが非常に早く、一度会話を見逃してしまうと途端についていけなくなりました。わからないことがあったとしても、訊きたいときには既に別の話題になっています。人見知りの僕は話しかけることもできず、わからないままどんどん話は進んでいってしまいました。

 

また、この時期から「みんなで集まって振り付けの確認をしよう」ということになって、講義が終わり次第集合してみんなで練習をしていました。しかし僕は研究の忙しい時期だったりでなかなか時間がつくれず、練習に参加することはありませんでした。僕は他のメンバー全員と違う学校だったので、練習に行かないと会うこともできず、コミニュケーションが圧倒的に足りていませんでした。

 

毎晩明かりのついた教室で「今ごろ他のメンバーは練習しているんだろうな」と考えながら研究を進めていました。その日の仕事が一段落して帰りの電車に乗ると、練習を終えたメンバーがLINEグループに出てきます。「この曲のここの振り付けは~」「今日はここまでできた!」と話していたり、みんなで揃えた動画をノートに貼ったりしていました。僕が振り付けを覚えていない曲の進捗状況を聞いたり、自分のパートだけが抜け落ちたダンス動画を見るたびに、何度も疎外感に苛まれました。

 

自分だけが参加できていない日々の練習や会話で、メンバーと僕との間に大きな溝が生まれてしまったような気がします。一度取り残されてしまった僕は、再び追いつく気持ちにはなれませんでした。人数合わせのために参加してみたけれど、こんな状態では人数合わせにすらならないかもしれません。

僕のモチベーションは、次第に薄れていきました。

 

 

 

迷い

本番まで残り1ヶ月となりました。大学祭当日はμ's、Aqoursの曲を4曲ずつ、合計で8曲のダンスを披露するのですが、この時点で僕の踊れる曲は2曲だけ。その上、全体練習には一度も行けていなかったので、フォーメーションは全くわかりませんでした。ダンスも踊れない、メンバーとも合わせられない、というより会っていない。その上 LINEでの会話すらまともに出来ていない。本番まで残り1ヶ月というところで、この有り様です。

 

「…辞めようかな」

 

僕が参加した理由はただの人数合わせです。代わりが見つかれば、僕が続ける理由はありません。振り付けを覚えられず、グループになじめてもいない。何の役にも立っていない僕が、このまま続ける意味なんてあるのでしょうか。僕が辞めて他のメンバーが困る姿は容易に想像できます。そして、困りながらも「しょうがないね、ごめんね付き合ってもらって」と優しくしてくれる姿も想像できます。その優しさに甘えてしまいたい。

しかし、辞めようとするたびに大好きなスクールアイドルの姿を思い浮かべてしまいます。どれだけ辛い状況であろうと、彼女たちは学校を救うことを諦めませんでした。頑張っても何の結果も得られないかもしれないのに、歌うことをやめませんでした。我ながらなんの関係があるんだよとは思いますが、彼女たちを好いた僕は、自分が簡単に投げ出すことを許せませんでした。彼女たちを好いたことで受けた呪いは、諦めようとする僕を何度も引き戻しました。

 

 

 

初めての練習 

悩んでいる間にも、時間は流れていきます。ひとしきり悩んで続けることを決めたとき、気づけば本番3週間前になっていました。研究もひと段落しており、珍しく用事もなかった月曜日。本番3週間前なのに一度もメンバーと会ってない状態でいるのは流石にまずいと思い、僕は初めて練習に顔を出すことにしました。会えばきっと満足のいく練習ができて、モチベーションも自然と上がるだろう。そう願いながら。

 

金沢駅の地下にある広場が、僕たちの練習場所でした。

関連画像

「もてなしドーム 地下」の画像検索結果

 

帰宅途中の高校生たちと一緒に電車を降り、さあ行くぞ!というところで、僕はどんな顔をして練習に入っていけばいいのかがわからなくなりました。他のメンバーは既に仲良くなっていて、楽しそうに本番の話をしているのだと思います。そんなときに初めて練習に来た僕を見て、メンバーはどんなことを思うのでしょうか。普通の人なら、練習どころかLINEにも登場せず2曲ぽっちしか踊れない人数合わせ君に不満を感じないはずがありません。どうしようもない不安を感じながら、エスカレーターに乗って地下へと降りていきました。

 

しかし、グループのメンバーは僕を快く迎え入れてくれました。

そういえば普通の人たちではありませんでしたね。プロジェクトを知った時からわかっていたことです。彼らは、僕のような人間に優しくしてくれるような、とても変な人たちでした。

 

 

 

敬遠

しかし僕は、再び練習に来ようとは思いませんでした。なにせ練習の効率が悪い。とても悪い。わざわざ集合しているというのに、基本的な振り付けを教え合ったりしています。振り付けを覚えるのは1人で出来るし、むしろ1人の方が早いかもしれない。せっかく人数が集まっているのなら、フォーメーションの確認などに時間を使うべきではないか、なんでこんな事をしているのだろうか、と思いました。

しかし、初めて練習に来たような僕にそんなことを言う資格は無さそうですし、そもそも考え方が合わないならば仕方ありません。メンバーのことは嫌いではないけれど、僕はその後の練習には出来る限り参加しないことにしました。

 

僕は1人で振り付けを覚えることにしました。振り付けを覚える際は、ライブ映像を見てキャストの動きを確認します。映っていない部分もざらにあるので、その場合は別のライブ映像を確認したり、踊ってみた動画やスクフェスACのプレイ動画を検索したり、他のメンバーの振り付けから推測したりします。それらを1人でこなすのは日程的に厳しかったため、僕はバイト先に連絡して何日か休みをもらい、学校にいる間は休み時間に練習することにしました。たまたま通りかかった学科イチ怖い先生に渾身のSUNNY DAY SONGを見られて、死ぬかと思いました。

 

 

 

オタクの決意 

本番までの残り日数も少なくなってきました。この時期にはさすがにフォーメーションの練習がメインになっていたため、僕はちょくちょく(といっても2.3回程度)練習に行っていました。

そして本番まで残り4日となった日。僕はその日は練習に参加しませんでしたが、練習を終えたメンバーの1人がグループLINEで話を始めました。

「クオリティが低すぎる。覚えてない曲は、出ないって選択もあるからね」

それまで誰も口には出さなかったけれど、グループの中には振り付けを覚えきれていないメンバーが何人かいました。本番4日前になって、ついにその事実が突きつけられたのです。ちゃんと練習して覚えている側の人間からすれば、振り付けを覚えていないメンバーがいるのは腹立たしいことで、口に出したくなるのは当然です。僕自身もその時点で覚えていない曲が2曲あり、他のメンバーもうろ覚えのダンスが目立っていました。だから、上手い人たちのためにもグループのためにも、曲によって不安な人が出演しないことは妥当な判断でした。

 

しかし僕たちはラブライブに魅了された者たち。諦めが悪い悪い。全員が「頑張って練習して間に合わせる」と宣言し、本番に向けて再び走り出しました。

 

 

 

メンバーとの夜

ついに本番前日。

僕たちは金沢大学のキャンパス内で、翌日の本番に向けて最後の準備をしていました。音響の設定や客席づくり、金沢大学のラブライブ研究会の方々に手伝ってもらいながら、夜遅くまでステージの設営を行いました。僕はトラロープを張っていました。

ステージとなる空き教室で設営を進めながら、メンバーは順番にウィッグのセットをしていました。本番で使用するウィッグは頭に合わせて調整しなければいけないので、器用なメンバーの「さやか」に順番にセットしてもらいました。しかし、果南のウィッグの状態が非常に悪く、さやかが自宅で手入れ中であったため、果南ウィッグのみ翌日に調整しようということになりました。

 

 

 

異変

そしてついに、金沢大学大学祭 通称「金大祭」の一日目がスタートしました。

前日は会場の準備を終えてから帰宅し、夜中の2時までMCの準備をしていたため、僕は朝から寝不足気味です。重すぎる瞼を必死で開きながらも6時に家を出て、電車やバスでフォーメーションの確認をしながら金沢大学に向かいました。

8時すこし前に会場となる空き教室に到着し、1人でフォーメーションの確認をしていると、グループLINEに「さやかと連絡がとれてない…」の文字が。まさか事故…!?連絡をくれたメンバーはさやかの車(さやCAR)に乗せてもらって金沢大学に来る予定でしたが、LINEを送っても電話をかけても連絡がつかないので、交通手段を変更し向かうことになりました。 

 

当日のライブは2部制で、前半は10時開始の予定でした。それまでにメンバー全員が衣装とウィッグを準備し、お客さんを入れなければいけません。さやかは他のメンバーの化粧やウィッグの調整を担当していたので、当初の予定では確実に間に合いません。僕たちは急遽、開始時間を2時間後の正午に変更することにしました。

 

 

しばらくして、さやかから連絡がありました。

「やばい!!やらかした!」

どうやら寝坊だったようです。おい。

とりあえず無事を確認できてひと安心し、周りのメンバーも「ゆっくり準備できて良いね!」「10時とか早すぎてお客さん来ないよw」と優しくフォローしていました。あったかいですね。

 

 

 

初めてのステージ

10時過ぎ、ついにメンバー全員が揃いました。僕たちは化粧をしたり、衣装やウィッグのセットをしたり、黒板に落書きしたり、MCの確認をしたりして、本番までの時間を過ごしました。男子勢に化粧の心得はなかったため、女子たちによるライン作業で量産されていました。当日のパフォーマンスは前半の部がμ's曲を踊るグループ χ’s(きーず)、後半の部がAqours曲を踊るグループ kAqumas(かくま)だったので、僕は小泉花陽ちゃんに変身しました。音ノ木坂学院の制服で男子トイレに入ったときの周りの大学生からの冷たい視線は、今でも覚えています。

 

そしていよいよ本番。コスプレをした謎の集団に興味を持ったのか、お客さんが次々と電気の消えた教室に入ってきます。教室の扉をこっそり開けて様子を伺うと、中にはお客さんが待っていました。想像以上の人数が見に来てくれて、なんだか緊張してきました。いよいよ始まる…!

教室内に流れるBGMが消えて、僕たちの最初のステージが始まりました。

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 異変2

無事に前半の部が終わり、お客さんが教室を出ていきました。しかし僕たちに安息の時間はありません。すぐに後半の部のAqours曲パートに向けて、準備に取り掛かります。メンバーと話しながら衣装を変えているとき、僕は大変なことに気づきました。

 

「果南のウィッグがない!?」

 

さやかが持ってきたはずの果南ウィッグが見当たりません。どうやら何処かに行ってしまったようです。さやかぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

果南のトレードマークは背中まで続くポニーテールです。短髪の僕は地毛で表現することもできず、このままでは化粧をして女子校の制服を着ただけの20歳男性です。当人の僕を含め、全員が大慌てになりました。

 

ひとしきり焦ってから、あるアイデアが浮かびました。 

 

 「希のウィッグを結びなおして、果南ウィッグを作れないかな?」

 

希と果南はどちらも長髪で、髪色も似ています。あとは技術があれば本番までに果南ウィッグを用意することができます。その技術を持っているのは…

 

さやか「できるよ!やろう!!」

 

完成したウィッグは元々の果南ウィッグよりも綺麗でした。さやかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

とんだトラブルメーカーです。だけど絶対、事態は良い方向に動きます。なんだこいつ。

僕は果南に変身することができ、後半の部もなんとか終えることができました。

 

 

 

仲間との夜

長いような短いような1日が終わりを迎え、数時間前はライブ会場だった教室でメンバーたちが楽しそうに話をしていました。気づけばそこには、僕も混じっていました。人数合わせのつもりで入って、全然仲良くできなくて、数回しか会ってないまま本番を迎えたけれど、いつのまにかメンバーと昔からの友達のように話していました。

 

 

 

2日目

一度経験してしまえば、 開始前の準備は手馴れたもの。男子勢も下地やチークは自分でできるようになっていました。僕たちは前日に比べると余裕を持った準備をすることができ、気持ちを整えて本番に臨みました。僕自身もようやくメンバーに慣れてきて、緊張がほぐれて笑顔を見せられるようになってきました。

 

2日目は前半の部がAqours曲を踊るグループ kAqumas(かくま)で、後半の部がμ's曲を踊るグループ χ’s(きーず)です。電気が消された教室では、前日よりも多くのお客さんが待っています。1日目はドキドキしていたけれど、2日目はワクワクの方が大きくなっているようです。

 

 

 

最後のステージ

本番が始まり、ステージの裏ではAqours恒例のカウントアップをしました。自己満でやっていた掛け声だったけど、教室内から「10」の声が聞こえてきました。こんな拙い舞台で盛り上がってくれる人たちがいる。一緒にステージを作ってくれる人たちがいる。その事実に対し、なんとも言えない気持ちが生まれてきました。嬉しいんだけど、嬉しいだけじゃ片付けられない気持ち。僕は、喜んでくれているお客さんにもっと喜んでもらえるように、一生懸命踊りました。

 

1曲目「青空Jumping Heart

振り向いた瞬間に見えるお客さんの笑顔や、みんなで叫ぶ「Foo!」が最高に気持ちいい。いいスタートが切れました。

 

2曲目「Daydream warrior」

1番練習した曲。激しいダンスやフォーメーションが決まった瞬間、「すごいでしょ!」って気持ちになりました。無意識にドヤ顔してたかもしれません。

 

3曲目「君のこころは輝いてるかい?

この曲一番の見せ場である馬跳びは、曜ちゃんの土台を2人で作ります。これが本当に難しかったです。だけど、本番で成功させる事ができました。本当に楽しい曲です。

 

4曲目「MIRAI TICKET

前半の部の最後を飾るにふさわしい曲。 「MIRAI TICKET かざして」の所で、10人目のお客さんと一緒に振り付けを踊りました。

 

僕たちは、僕たちの好きを詰め込んだ4曲をぶつけました。 

 

 

後半のμ's曲。

一緒に頑張ってきた仲間との、最後のステージです。ここまで来ると、もはや緊張はありませんでした。あとはみんなで笑って踊り切るだけです。

 

教室内に流れていたBGMの終わりを合図に始まる、僕たちの最後のカウントアップ。

 

「いち!」

穂乃果/ルビィ役の、とっても頼りになる女の子の声

 

「に!」

ことり/梨子役の、可愛さで殴ってくる女の子の声

 

「さん!」

海未/鞠莉役の、いじられキャラの男の子の声

 

「よん!」

真姫/花丸役の、誰よりも女の子な男の子の声

 

「ご!」

凛/善子役の、おバカでムードメーカーな女の子の声

 

「ろく!」

花陽/果南役の、メンバーが大好きな男の子の声

 

「なな!」

にこ/千歌役の、グループを引っ張ってきた男の子の声

 

「はち!」

希/曜役の、本当はめちゃくちゃアツい男の子の声

 

「きゅう!」

絵里/ダイヤ役の、ダンスに最も真剣な女の子の声

 

 

 

「きーーず! みゅーじっくぅぅぅぅ!!!」

 

「「「「「「「「「すたぁぁぁぁぁぁと!!!」」」」」」」」」

 

とても楽しそうな、9人の声

 

 

 

曲の開始を告げる言葉と共に、僕たちの最後のステージが始まりました。

 

 1曲目「それは僕たちの奇跡

何もないところから作り上げた、僕たちのステージ。

僕の世界を大きく変えてくれた2日間。

 

2曲目「Dancing stars on me!

僕たちがここで踊れるのは、残り何分かだけ。

楽しい時間は、どうしてこんなにも短いんだろう。

もっともっと、踊らせて欲しい。

 

3曲目「No brand girls

芸能人でも何でもない、ただの大学生9人のパフォーマンス。

それでも、来てくれた人を楽しませることができる。

 

4曲目「SUNNY DAY SONG

自分の気持ちに正直に、やりたいことをやった。

その時間が本当に幸せで尊いってことを知ることができた。

この気持ちが誰かに届いて、背中を押せたらいいな。

 

僕たちは精一杯、踊り切りました。

 

 終わりに

人数合わせから始まった、僕の数か月の物語。見直してみても自分のダンスは酷いクオリティだし、コンテンツに対して失礼だと思う方もいると思います。そんなレベルだとしても、ステージに立つのは大変で、辛いこと、嫌なこと、苦しいことはたくさんありました。気づいたら僕のLINEアカウントの名前使ってキャスト発表されてたし。マジで辞めてやろうかと思いました。(トークを見逃してた自分が悪い)

 

でも、その嫌なこと全てが報われる瞬間がありました。

スポットライトで照らされながらお客さんの方へ振り返る瞬間。

ただでさえ大きい声のコールを、さらに煽る瞬間。

隣で踊っているメンバーと、笑いながら目を合わせる瞬間。

踊り切った後に浴びる拍手と歓声。

 

 

 

 

 

 

その一瞬一瞬が

ずっと消えない、僕の大切な思い出です。 

 

 

 

 

P.S. カガライブを知らない方へ

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